【初心者向け】CM3D2 髪MODの作り方 モデリングまで
MOD作成の環境準備
展開、梱包が出来るようになるツール紹介 - CM3D2 - もちもち3D
CM3D2 TooLで「model」「model2」「texture」「menu」の.arcファイルを展開しておきます。
上記リンク先を参照し、制作環境の準備をします。
Blenderを触ったことがない人、CM3D2のMOD作成をしたことがない人は、
上から下まで飛ばさず順番・説明通りに設定すると良いと思います。
以下の説明は、上記リンク先の設定を一通りしたことを前提に進みます。
※私はBlenderのマウスの選択はデフォルトの右のままにしているので、
説明ではデフォルトのマウス操作を想定して記述しています。
下絵の準備・設定
下絵を描く際のガイドにするため、Blenderでフェイス・後髪・素体を呼び出します。
フェイスのインポート
- [ファイル]-[インポート]-[CM3D2モデル(.model)]を選択
- [face]-[face00●のいづれか]-[face00●.model]をダブルクリック
呼び出すフェイスは自分がよく使うものを呼び出すと良いと思います。
私はよく男キャラの髪を制作するので、face008のプリティフェイス・ツリ目を使用しています。
自分の使用したいフェイスが何番なのかは下記リンク先を参照し、各フェイス画像上部の[code]を参考にしてください。
頭・髪・身体パーツ一覧 - カスタムメイド3D2攻略wiki
プリティフェイス・ツリ目が呼び出されました。
後髪のインポート
- [ファイル]-[インポート]-[CM3D2モデル(.model)]を選択
- [hair]-[hair_twinr.model]をダブルクリック
後髪が呼び出されました。
素体の呼び出し
- [オブジェクトモード]-[追加]-[CM3D2]-[Tスタンス素体]を選択
素体が呼び出されました。
ボーン(矢印で指している線みたいなもの)が邪魔なので、一旦非表示にします。
画面左上のアウトライナー・ウィンドウで、
先ほど呼び出したパーツの名前の右側にある目のマークをクリックします。
すると、ボーンが非表示になったかと思います。
後は、Snipping ToolやPrt Scrnキーでスクショを撮り、
それをガイドにしてCLIP STUDIOやsaiなどのイラストソフトで下絵を描きます。
下絵を描くとき、耳や顔の輪郭線も拾っておくと良いです。
下絵を描きました。
下絵をBlenderに表示する
[下絵]のタブを開く
下絵の文字の左横にチェックを入れる
[画像を追加]をクリック
作成した画像を開く
座標軸…前
下絵の前後…前
一番下の四角で囲った部分で下絵の大きさ・位置を調整する
下絵のセッティングが終わりました。
髪のモデリング
髪の作り方は、下記リンクを参考にさせていただいております。
blender_hair - Eastpointの3DCG wiki
必要なアドオン
- amasawa tool
アニメ風の髪の毛を簡単に作れるアドオンを作ってみた【自分で作ったBlenderのアドオンを紹介】:プチ3DCGモデラーの毎日モデリング - ブロマガ
髪の束を生成する
blender_hair - Eastpointの3DCG wiki
上記リンク先の手順通りに髪の束を生成します。
リンク先の説明では髪の根元(つむじ)は真ん中になっていますが、
画面向かって右側・左側につむじを設定したい場合は、ウェイトペイントで塗る位置を変えればできます。
[オブジェクトデータパネル]を開き、解像度を6~8に変更する。
髪を造形する
髪の根元を収束させる
[ctrlキー]+左クリック+ドラッグで根元の頂点を輪っか選択
[Altキー]+[Sキー]で収束させる(収縮/膨張)
頂点を動かす
平行投影(テンキー[5]で透視投影と切り替え)でフロント(テンキー[1])から見て、
右クリックで動かしたい頂点を選択し、大まかに下絵に合わせる。
ライト(テンキー3)から見て、奥行を調整する。
基本的にはこれをひたすら繰り返し、
太さや傾きの変更を交えながら全体のフォルムを作っていきます。
太さを変える
[Lキー]で束全体を選択
[Altキー]+[Sキー]で太さを変える(収縮/膨張)
傾きを変える
[Lキー]で束全体を選択
[Ctrlキー]+[Tキー]で傾きを変える
毛先など一部の頂点のみを選択した状態で傾きを変更すると
うねりを加えられます。
髪の束を複製する
[Lキー]で束全体を選択
[Shiftキー]+[Dキー]を押し、そのままマウスを動かさず[Enterキー]
色々な角度から見ながら髪の束を配置・調整しました。